
Kitakyushu Grand Philharmony Orchestra
北九州グランフィルハーモニー管弦楽団
北九州グランフィルハーモニー管弦楽団
2018年に設立した地元プロ演奏家による北九州初の常設オーケストラ。レパートリー拡充と技術・アンサンブルの向上に努め、グランフィルの名に相応しい、充実した演奏活動を目指す。
また、北九州のコンサート・イベント等で市民に愛され親しまれる、地域に根差した団体であることを大きな目標に掲げており、今では「グランフィル」の名で親しまれるようになっている。
これまでに指揮者楠本隆一(2010~2017)、山下一史氏(2018~2020)の音楽的薫陶を受け、2024年には、NHK交響楽団正指揮者下野竜也氏、海外でも活躍の佐渡裕氏と共演するに至った。2020年からフジコ・ヘミング(pf)との共演は8回を重ね、兵庫、広島、北九州(2)、佐賀、熊本、福岡、鹿児島などの各地で好評を博している。協奏曲演奏については、ヘミング氏から高い評価を得ており、2024年以降も今後も熊本、鹿児島、福岡等で再度共演する予定であったが、同年4月に逝去され、叶わなかった。オペラでは、2018年ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」(北九州シティオペラ主催)に引き続き、2022年にはプッチーニ「ラ・ボエーム」で伊トリエステ・ヴェルディ歌劇場管弦楽団メンバーとの合同編成で管弦楽を務め、2023年はマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」オリジナル稿の世界初演に参画するなどに意欲的に活動している。